当院での矯正治療は、歯の表側に装置を付ける従来の矯正治療と、歯の裏側に装置を付ける見えない
矯正治療「リンガル法(舌側矯正)」を行っています。 矯正装置への抵抗や日常生活上、制限があり治療を諦めていた方には、「リンガル法(舌側矯正)」
は特におすすめの治療法です。
◆リンガル法(システム)「舌側矯正」
・リンガル法とは、従来、歯の表側に装着していた小さな金具(ブラケット)を、歯の裏側にを取りつける方法で
“舌側矯正(ぜっそくきょうせい)”といいます。歯に専用の接着剤でブラケットをつけていき、ワイヤーをかけ、 少しずつ歯を理想の歯並びに移動させていきます。舌側矯正の場合も、3~4週間ごとに調整が必要です。
従来までの、治療中であることがどうしても目立っていた方法とは違って、外側からはまったく目にふれることがないので、
誰にも気づかれずに治療できます。
舌側矯正の開発当初は、表側からの方法と比べてどうしても、治療期間が長い・治療結果が良くないなど、治療技術や使用する
材料の未発達により、問題点が多々ありました。 しかし現在では、舌側矯正用超弾性ワイヤーの画期的な進歩によって、治療期間・結果ともに、表側からの矯正治療と変わらぬ水準
の治療が可能になって参りました。
・舌側矯正治療法には、上下の歯の両方の裏側に矯正装置をつけて治療するフルリンガル法と、上の歯だけに裏側に装置をつけ、
下の歯には表側から透明な目立たない装置をつけて矯正を行う、ハーフリンガル法と、2つの選択枝があります。 どちらで治療しても治療結果は基本的に変わりはありませんが、それぞれの長所と短所について医師に説明を受けた上で、
ご理解をしていただいてお決めになってください。
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